能・狂言、セミナーやワークショップなどのブログです。
日前宮薪能

今日は、日前宮薪能の日でした。

 

43回目。6時半開始ですが、まだまだ暑いですね。

 

次第に暗くなり、開始を待っています。

 

日前宮薪能

 

当会のホープ、宮楠君は、舞囃子「船弁慶」を。

 

日前宮薪能

 

長刀を手に、颯爽と若武者平知盛の亡霊を演じます。

 

日前宮薪能

 

華やかな、若々しい知盛です。

 

日前宮薪能

 

初めて会った、小学校1年生のやんちゃで、言うことを効かなかった、あの宮楠君が、立派に舞っています。

 

狂言は、大蔵流の茂山茂師と鈴木実氏の「柑子(こうじ)」。

 

日前宮薪能

 

初めて見ましたが、預かった三成(枝に実が三つなった)の柑子(こうじみかん)を食べてしまった太郎冠者の言い訳のお話。

 

大体、このような狂言では、問題を起こしそうな太郎冠者に物を預けることが間違いでしょうね。

 

それとも、何かが起こるのを見越してしているのかもとも思ってしまいます。

 

そして能は「自然居士(じねんこじ)」

 

狂言口開けで、逸平ちゃんがアイとして最初に登場します。

 

日前宮薪能

 

自然居士(仏教の説教者)が、芸尽くしによって、少女を人買いから救う、見ようによっては、アクション劇です。

 

日前宮薪能

 

日前宮薪能

 

衣装の付け替えには、後見の人が活躍します。

 

日前宮薪能

 

分林道治師が華麗に中の舞や鞨鼓の舞を見せてくれます。

 

日前宮薪能

 

日前宮薪能

 

日前宮薪能

 

今回の日前宮薪能に出演の皆さんの多くは、私たちの「万葉薪能」にも出演していただくので、終演後に挨拶させていただきました

【2018.07.27 Friday 01:52】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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第66回港まつり花火大会

ここ2年、用があって見に行けませんでした。それまでは、招待席に案内してもらって、毎年見ていました。

 

今年は、久しぶりに、高津子山から見ることにします。66回目だそうです。

 

駐車場は使用できませんが、展望台や階段のところには、多くの人が並んでいます。

 

私は、この日のために、整備の時に、木を切り払って、見晴らしを良くしておいた場所に、三脚を立てます。

 

一応、役得でしょうか()

 

第66回港まつり花火大会

 

夕焼けの山沿いには、入道雲が沸き上がり、時々稲光が見えています。

 

第66回港まつり花火大会

 

第66回港まつり花火大会

 

第66回港まつり花火大会

 

第66回港まつり花火大会

 

夜景も一緒に、見下ろす花火もいいものです。

 

第66回港まつり花火大会

 

第66回港まつり花火大会

 

第66回港まつり花火大会

 

プログラムを片手に、どの花火を撮影しようかと考えますが、思いの外、花火が高く上がり、追いかけるのに苦労します。

 

第66回港まつり花火大会

 

第66回港まつり花火大会

 

第66回港まつり花火大会

花火が終わり、ヘッドライトを点けながら、皆と下ります。

【2018.07.24 Tuesday 20:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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第1回太鼓のワークショップ

721()午後2時より、和歌山市民会館4階和室にて、「太鼓のワークショップ」1回目の稽古がありました。

 

今年の申込は、6名。小学生が3名、中学生が2名、高校生が1名。

 

2名の小学生が昨年に続いて、中学生2名は3年目、高校生は4年目になります。

 

講師は、4年目になる金春流太鼓方の前川光範師。

 

太鼓のワークショップ

 

撥の持ち方、構え方から始まりますが、経験者が多いので早いペースです。

 

太鼓のワークショップ

 

太鼓のワークショップ

 

7組ある手組のうち、かしら、つけがしら、ヲロシ、きざみ、あげと5つの手組を習います。

 

太鼓のワークショップ

 

最初から、声もある程度出ています。

 

今年、薪能の舞台では、能「菊慈童(きくじどう)」の一節を演奏する予定です。

 

太鼓のワークショップ

 

その練習も少しできました。今年の仕上がりが楽しみです。

 

太鼓のワークショップ

 

初めて参加した子も、頑張っています。

 

先生も、特に気を付けて指導してくれています。

 

次の指導は、84()午後2時から、同じく和歌山市民会館4階和室です。

【2018.07.22 Sunday 00:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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平成30年度 太鼓のワークショップ

早い梅雨明けのあとの大雨と、その後の猛暑日が続いています。

 

特定非営利活動法人「和歌の浦万葉薪能の会」設立の目的は和歌の浦で薪能を上演し、能狂言文化を普及させることです。

 

そしてその能狂言の普及のため、初期の頃から体験型のワークショップを開催しています。

 

今年は、すでに開催が終わった「狂言ワークショップ」のあと「太鼓のワークショップ」「能ワークショップ」を開催します。

 

そして今週の日曜、721日から「太鼓のワークショップ」が始まります。

 

太鼓のワークショップ

 

能囃子には、四拍子と言われる、笛、大鼓、小鼓、太鼓という四つの楽器の役があります。

 

太鼓のワークショップ

 

そのうち太鼓方は、主として能の後半部分に演奏を行いますが、その演奏部分に入ると、他の打楽器をリードする立場に立ち、一曲のリズムを統御します。

 

和歌山市伝統文化活性化実行員会との共催という形になるので、市民会館を通じて、募集をしています。

 

定員は、30名。参加費は、すべて通して1,000円。友の会会員の方は、無料です。

 

まだ少し空きがあるようですから、大人の方も含めて、参加してみたいと考えていらっしゃる方は、和歌山市民会館(073-432-1212)まで問い合わせてみてください。

 

4年目の今年も、講師は、金春流太鼓方の前川光範師。

 

太鼓のワークショップ

 

撥の持ち方から、構え方、左右それぞれの打ち方。

 

わかりやすく教えていただけると思います。

 

太鼓のワークショップ

 

これから、5回の練習を重ねて、秋の万葉薪能第1部として、その舞台で発表します。

 

721日(日)午後2時〜4時  和歌山市民会館4階和室で行われます。

 

【2018.07.17 Tuesday 22:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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第43回日前宮薪能

和歌山市で開催している薪能は、私たちの「和歌の浦万葉薪能」と「日前宮薪能」です。

 

726日(木)その「日前宮薪能」が開催されます。

 

43回目になります。

 

日前宮薪能

 

私たちは、今年20回目、頑張らないと()

 

そこに、プロの能役者に交じって、当会が、毎年行っている「能ワークショップ」に小学校1年生から参加している、現在高校3年生の宮楠昂之君が出演します。

 

「日前宮薪能」に参加することになって、5年目になります。

 

当日は、宮楠君が舞囃子「船弁慶」を。

 

日前宮薪能

 

茂山家より茂師と鈴木実師が狂言「柑子」そして分林道治師が能「自然居士」を披露します。

 

皆さん、いつも薪能に出演していただいている方々ばかりです。

 

「舞囃子」と「仕舞」は、面と装束を付けずに舞うのは同じですが、「仕舞」は地謡が付き、「舞囃子」は地謡と囃子方が付きます。

 

「装束を付けていない分、身体の動きがよくわかるから好きだ」という人もいます。

【2018.07.16 Monday 22:48】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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