能・狂言、セミナーやワークショップなどのブログです。
太鼓のワークショップ 2回目の練習

730日(土)午後2時より、2回目の「太鼓のワークショップ」が開かれました。

 

今回の参加者は、小学生6名と高校生1名。

 

夏祭りがあるそうで、浴衣姿で参加の子もいます。

 

太鼓のワークショップ

 

高校生は、26日の日前宮薪能で鶴亀を舞った、宮楠君です。

 

太鼓のワークショップ

 

前回は、手組のうち、かしら、つけがしら、ヲロシ、きざみと習いました。

 

太鼓のワークショップ

 

今回は、その復習とあげ、うちきりと練習します。

 

なかなか難しいですが、参加者が昨年より少ないので、密度の濃い練習ができているようです。

 

太鼓のワークショップ

 

前回は、ほとんど出なかった掛け声も、次第にでるようになってきました。

 

次は、813日(土)。お盆の最中ですが、頑張って参加してくださいね。

 

 

そして731日(日)は、第1回の「能ワークショップ」です。

 

場所は、市民会館のリハーサル室を予定していましたが、少し狭いため、ちょうど空いていた小ホールになりました。

 

小ホールの舞台での、練習も面白いですね。

【2016.07.31 Sunday 09:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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第41回日前宮薪能

726日、第41回日前宮薪能が、開催されました。

 

日前宮薪能

 

私たちの万葉薪能は、今年18回目、まだまだですね。

 

630分開演ですが、530分頃から、大勢の人が並んでいます。

 

火入れ式や挨拶のあと、大蔵流の狂言「酢薑(すはじかみ)」

 

茂山正邦、茂山茂の兄弟が、狂言らしい言葉遊びを聴かせてくれます。

 

日前宮薪能     日前宮薪能  

 

そして、7年ぶりにシテを舞う、小林慶三師の「鶴亀」。

 

これには、私たちの能ワークショップ出身の宮楠昂之君と、万葉薪能でもお世話になっている分林道治師の子息分林道隆君の高校1年生の二人が、鶴と亀を舞います。

 

日前宮薪能     日前宮薪能

 

失敗しないかとハラハラしながらの見物です。

 

あのやんちゃで落ち着きのなかった宮楠君が、立派に舞う姿を見ていると、能ワークショップを続けてきてよかったなぁと感慨深いものがあります。

 

なかなかの美少年になっています。

 

日前宮薪能

 

小林先生も、もうすぐ85才とは思えぬ舞を見せてくれます。

 

日前宮薪能     日前宮薪能

 

若い二人の鶴と亀の若々しい舞と小林先生の皇帝の荘重な舞の対比も面白い、めでたい曲です。

【2016.07.28 Thursday 00:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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太鼓のワークショップ

今日は、和歌山市民会館で、第1回の太鼓のワークショップを開きました。

 

太鼓のワークショップ

 

申込は、小学生7名、中学生1名、大人1名でしたが、今日は、小中学生8名の出席です。

 

講師は、昨年同様、金春流太鼓方の前川光範師。

 

まず、太鼓の説明から。牛の皮でできていて、真ん中の白い部分は鹿の皮だそうです。

 

太鼓のワークショップ

 

続いて撥の持ち方、構え方から始まって、実際に太鼓を打っていきます。

 

太鼓のワークショップ

 

手組も、かしら、つけがしらと練習をしていきます。

 

太鼓のワークショップ

 

今年は、参加者が少ないので、昨年より、少し早いペースです。

 

昨年は、2回目に習ったと思う、ヲロシ、きざみという手組も少し練習します。

 

太鼓のワークショップ

 

最初と最後は、きちんと挨拶もします。

 

太鼓のワークショップ

 

次回は、730日(土)午後1時からです。

 

家でも、練習してきてくれると思います。

【2016.07.17 Sunday 22:30】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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太鼓のワークショップが始まります。

梅雨が明けたのかというような天候が続いていましたが、このところまた雨模様ですね。

 

今週に日曜、717日から「太鼓のワークショップ」が始まります。

 

第17回万葉薪能

 

まだ少し空きがあるようですから、大人の方も含めて、参加してみたいと考えていらっしゃる方は、和歌山市民会館(073-432-1212)まで問い合わせてみてください。

 

講師は、昨年に続いて、金春流太鼓方の前川光範師。

 

太鼓のワークショップ

 

撥の持ち方から、構え方、左右それぞれの打ち方。

 

太鼓のワークショップ

 

わかりやすく教えていただけると思います。

 

これから、5回の練習を重ねて、秋の万葉薪能第1部として、その舞台で発表します。

 

717日(日)午後1時〜3時  和歌山市民会館4階和室で行われます。

 

参加費は、薪能の出演まで含めて全6回で、1,000円です。

 

万葉薪能の会の友の会会員の方は無料です。

 

和歌山市民会館

【2016.07.13 Wednesday 23:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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今年の薪能

7月に入りました。そろそろ秋の薪能の準備にもかかります。

 

今月からは、「太鼓のワークショップ」と「能ワークショップ」が始まります。

 

太鼓ワーク     能ワーク

 

チラシやポスターも出来上がり、そろそろあちこちで目にすることもあると思います。

 

2016薪能     2016薪能

 

ご協力いただける皆さまのところにも、またお願いに伺うことになると思います。

 

よろしくお願いします。

 

今年の薪能の演目は、狂言はお馴染みの「萩大名」です。

 

萩大名

 

薪能では2回目、10周年記念の野村萬斎狂言会でも演じられましたね。

 

風雅とは縁遠い田舎者の大名のお話です。

 

能は世阿弥作の「恋重荷(こいのおもに)」。

 

恋の重荷

 

美しい女性に恋をしてしまった老人の、悲哀と恨みを描いた作品です。

 

また老人は恨みとおすことなく、最後は女御の守護神になるという救いのある結末になっています。

 

第一部として、太鼓と能のワークショップの発表もありますが、こちらはどうか温かく見守ってやってください。

【2016.07.02 Saturday 00:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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