能・狂言、セミナーやワークショップなどのブログです。
紀州徳川家版能「石橋」の復曲
能「石橋(しゃっきょう)」は、獅子口をつけた絢爛豪華な舞が見どころの大曲です。

歌舞伎の「連獅子」の元になった曲です。

紀州徳川家では、初代藩主徳川頼宜(よりのぶ)が、自ら工夫した独自の「石橋」があったそうです。

紀州藩では、これを大切に伝えてきましたが、藩の消滅とともにその姿を消してしまいました。

それを和歌山市と野上記念法政大学能楽研究所が、資料を基に紀州徳川家版「石橋」を復曲しました。

53日(祝)より和歌山城内の「わかやま歴史館2
階歴史展示室にて復曲した、紀州徳川家版能「石橋」の映像が公開されます。

またその復曲で使用した資料や紀州藩ゆかりの能資料も展示します。


チラシ

また映像公開記念イベントとして、57日(土)に、その「石橋」の全編映像を和歌山市立博物館で上演します。

紀州徳川家版「石橋」の上映会

日時:平成2857日(土)午後130分〜330分(午後1時より受付開始)

開場:和歌山市立博物館 2階講義室 先着100名(申し込みは不要) 入館料100円が必要になります。

 
【2016.04.29 Friday 11:25】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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万葉の故地 和歌の浦を写す
昨夜の雨で少し心配しましたが、第2回セミナー「万葉の故地 和歌の浦を写す」を開催しました。

今回は、雑賀崎漁港に集合です。


万葉の故地 和歌の浦を写す

参加者は、総勢35名、その内中学生が3名です。

松原先生にコースの説明をしていただいたあと、雑賀崎の集落の路地を抜けていきます。


万葉の故地 和歌の浦を写す

生活感漂う狭い路地に、皆さん興味津々で、なかなか進みません。

万葉の故地 和歌の浦を写す

今年で6回目ですが、これはいつものことです。

路傍の花をずーと撮って行く人、路地の脇道を隈なく辿る人、興味の対象はいろいろです。

雑賀崎の集落を抜けて、次は雑賀崎の台場遺跡に向かいます。


万葉の故地 和歌の浦を写す     万葉の故地 和歌の浦を写す

少し遠くは靄っていますが、お城も何とか見えます。マーガレットの花が満開です。

万葉の故地 和歌の浦を写す     万葉の故地 和歌の浦を写す

一眼レフカメラだけではなく、ピンホールカメラを持ってきた人も5人います。

万葉の故地 和歌の浦を写す

松原先生が、J:COMテレビのインタビューを受けています。

万葉の故地 和歌の浦を写す

最後は、雑賀崎の灯台です。

万葉の故地 和歌の浦を写す     万葉の故地 和歌の浦を写す

今年も、楽しいセミナーでした。

来年は、どこに行くか、また松原先生と考えなくてはいけませんね。
【2016.04.24 Sunday 23:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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第2回セミナー「万葉の故地 和歌の浦を写す」
4月24日(日)午後1時30分から、今年の第2回セミナー「万葉の故地 和歌の浦を写す」を開催します。

和歌浦を記録して50年以上の写真家・松原時夫氏に「とっておきの和歌の浦」を案内してもらうセミナー。

今回で、6回目になります。

今まで、玉津島神社や奠供山・妹背山、紀州東照宮や和歌浦天満宮、蓬莱岩・高津子山、田野浦から雑賀崎と、カメラを通して和歌の浦を辿ってきました。

万葉の故地 和歌の浦を写す     万葉の故地 和歌の浦を写す

万葉の故地 和歌の浦を写す     万葉の故地 和歌の浦を写す


万葉の故地 和歌の浦を写す
そして今回は、雑賀崎漁港に集合して、雑賀崎の集落を抜けて灯台までを辿ります。

目に入るところ、全てが遊び場だったという松原氏に、昔の漁港の様子や人々の暮らしぶりを聞きながらの撮影行になるかと思います。

友の会会員の方は無料ですが、それ以外の方は、参加費500円が必要になります。

万葉の故地 和歌の浦を写す

「自分の見た和歌浦を撮り続けるのがライフワーク。古代からの歴史を持つ、贅沢な場所を大事にしたい。」

そう話す松原氏は、今回は、どんな場所を案内してくれるのでしょうか?

楽しみにしていてください。

 
【2016.04.20 Wednesday 22:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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高津子山を桜の山に 4月の作業
4月3日(日)の「桜ウォーク」も多くの方に参加していただいて、無事に終了しました。

高津子山の桜も、今は所々にある八重桜を残して、青葉を揺らせています。

高津子山の花

そして、これからの高津子山は、ツツジの季節になります。

高津子山の花

数年前から、ツツジの世話もしてきたので、今年も綺麗に咲いてくれると思います。

高津子山の花     高津子山の花

さて、その高津子山を守る「高津子山を桜の山に」の4月の作業日は、4月17日の日曜日になります。

いつものように午前9時30分 元ロープウェイ発着場集合。おにぎりと豚汁の簡単な昼食を挟んで、午後3時までの予定です。

もちろん、好きな時間に来ていただいて、好きな時間に帰っていただいて結構です。

気持ちのいい季節に、気持ちのいい汗を流してみませんか?

高津子山の花
【2016.04.14 Thursday 21:30】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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和歌山の桜
この間の風雨で、市内の桜も散り始めたようですね。

その前に、仕事の合間を縫って、少し桜を見てきました。

和歌山城には、お昼休みに足を延ばしました。

一の橋を渡ると、枝垂れ桜に迎えられます。

和歌山城の桜

城内には、600本の桜が植えられていて、大勢の人が出ていました。

和歌山城の桜     和歌山城の桜

紀伊風土記の丘は、和歌山市郊外の150mの丘陵からその北斜面、麓にかけて430基以上の古墳が点在する公園になっています。

紀伊風土記の丘     紀伊風土記の丘

梅やモクレン、それに続いて桜が咲き乱れています。

紀伊風土記の丘

紀三井寺は、名草山中腹にある1200年の歴史を誇る古刹です。

紀三井寺     紀三井寺 多宝塔

また有名な桜の名所で、本堂前に開花宣言の目安となる標準木があります。

紀三井寺

根来寺は、真義真言宗の総本山。秀吉の紀州攻めに対抗した雑賀衆ゆかりの古刹。

根来寺     根来寺

7000本の桜があるそうで、国宝の大塔にも、大門にも、綺麗に桜が映えています。

根来寺

百合山は、紀の川市にある、標高285mの小さな山ですが、360°の眺望と、桜越しに見る桃源郷の風景が有名な所です。

百合山山頂     百合山山頂

百合山山頂     百合山山頂
【2016.04.09 Saturday 16:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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