紀州徳川家版能「石橋」の復曲 |
能「石橋(しゃっきょう)」は、獅子口をつけた絢爛豪華な舞が見どころの大曲です。
歌舞伎の「連獅子」の元になった曲です。 紀州徳川家では、初代藩主徳川頼宜(よりのぶ)が、自ら工夫した独自の「石橋」があったそうです。 紀州藩では、これを大切に伝えてきましたが、藩の消滅とともにその姿を消してしまいました。 それを和歌山市と野上記念法政大学能楽研究所が、資料を基に紀州徳川家版「石橋」を復曲しました。 5月3日(祝)より和歌山城内の「わかやま歴史館」2階歴史展示室にて復曲した、紀州徳川家版能「石橋」の映像が公開されます。 またその復曲で使用した資料や紀州藩ゆかりの能資料も展示します。 また映像公開記念イベントとして、5月7日(土)に、その「石橋」の全編映像を和歌山市立博物館で上演します。 紀州徳川家版「石橋」の上映会 日時:平成28年5月7日(土)午後1時30分〜3時30分(午後1時より受付開始) 開場:和歌山市立博物館 2階講義室 先着100名(申し込みは不要) 入館料100円が必要になります。 |
【2016.04.29 Friday 11:25】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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