和歌山でも、桜の開花が始まりました。
この週末、もうお花見に行かれた方もいらっしゃると思います。
次の日曜、4月5日に「和歌の浦万葉薪能の会」の平成27年度第1回セミナー「桜ウォーク」を開催します。
高津子山は、和歌浦湾から吹き上げる心地よい潮風と、木々の匂いが薫る標高約150mの里山です。
かつては、「新吉野」と称され、ロープウェイが架かり、頂上の回転展望台は多くの人で賑わっていました。
頂上までの散策路もあり、早咲き桜の名所として有名でした。
頂上からの眺めは絶景で、和歌の浦の国名勝指定地域などをはじめ、和歌山市内や遠くは淡路島、四国も望むことができます。
しかし、1997年ロープウェイが廃止され、回転展望台も撤去されました。
それ以降放置され、荒れ放題になっていたのを、何とかしようと立ち上がったのが、15年ほど前。
その成果を見てもらおうと、何回か開いていた、高津子山のウォーキングを、春の桜の頃に開くようになったのが平成14年から。
高津子山には、2000本を超える桜の木があります。和歌山城が約600本だそうなので、高津子山の規模がわかります。
ボランティアの皆さんと一緒に整備した『高津子山』を楽しんでください。
午後1時30分、和歌浦天満宮集合です。
和歌公園登り口から、高津子山に登り、ロープウェイ発着場に向かって下ります。
そこでは、いつもの温かいぜんざいが、待っています。
あとは天候を祈るだけ、多くの方の参加をお待ちしています。