能・狂言、セミナーやワークショップなどのブログです。
高津子山を桜の山に 10月の作業
ようやく過ごしやすい季節になってきました。

次の日曜日、10月27日は、「高津子山を桜の山に」事業の10月の作業日です。

当日は、「和歌山ベイマラソンwithジャズ」もマリーナシティを出発点として行われます。

マリーナシティ

和歌浦近辺には、和歌山港をゴールとするハーフマラソンのコースが設定されています。

作業の途中に応援に繰り出すのもいいですね。

高津子山を桜の山に チラシ


いつものように、9時30分、元ロープウェイ発着場集合。

ただ、ジャズマラソンの影響で、9時30分から12時頃は、県道が通行止めになるようです。

少し早めにお越しください。 午後3時まで行います。

台風も近づいているようです。十分気を付けてください。

天気図

豚汁とおにぎりの簡単な昼食は、ご用意します。

午前中のみ、午後のみのご参加も大歓迎です。
【2013.10.23 Wednesday 23:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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まちなかキャンドルイルミネーション・竹燈夜
「まちなかキャンドルイルミネーション・竹燈夜」は、8年目になるようです。

竹燈夜

今年は、10月19、20日の2日間の開催予定でした。

19日は、あいにくの天候で中止になりましたが、20日は、降り続いた雨も午後にはあがり、夜には月も顔を出していました。

竹燈夜 和歌山城

私たちの妹背山とは違って、広大な和歌山城に8000本の竹燈籠では、通路にびっしり並べるというわけにはいきません。

天守閣前や一の橋から二の丸庭園にかけて等、所々に重点的に灯されています。

竹燈夜

二の丸庭園では、生け花の野外展示が煌々と照らし出され、それはそれで綺麗ですが、竹燈夜という淡い雰囲気は、少し損なわれていたように思います。

竹燈夜 和歌山城

通路も、当然街灯が完備されているので明るく、竹燈籠は少し霞んでいます。

表坂の石垣も青く照明されています。

和歌山城 石垣

妹背山のように、普段はほとんど灯りがないところとは、やはり違いますね。

どのくらいの人出があったのでしょうか、若い人を含め、竹燈籠の淡い光に誘われて、たくさんの人が集まっていました。

一の橋周辺では、竹スピーカーが柔らかい響を聞かせています。

動物園も夜間解放され、和歌山城天守閣前では、琴が演奏されていました。

御橋廊下も解放されています。

和歌山城

市役所前では、フォルクローレの演奏演奏も。

本町通りも、淡く照らし出されていたようです。

少ししか回れませんでしたが、いろいろな催しが行われていたようですね。

和歌山城
 
【2013.10.21 Monday 23:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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第15回 和歌の浦万葉薪能
10月14日(日) 15年目の万葉薪能を開催しました。

スタッフみんなの思いがこもったような、素晴らしい晴天でした。

朝早くから準備を始めます。

午後2時前には、能ワークショップのリハーサルが始まります。

万葉薪能 能ワークショップ    万葉薪能 能ワークショップ

片男波公園の散策に訪れた人々が、何人も足を止めて見入っています。

3時頃には、お客様が並び始め、開場の準備も慌ただしくなってきます。

午後4時、開場を告げるアナウンスが流れます。

舞台裏では、着物に着かえた能ワークショップに出演の子どもたちの記念撮影です。

万葉薪能 能ワークショップ

今年は、公益財団法人三菱UFJ信託地域文化財団より、助成金をいただくことができたので、その授与式から始まります。

万葉薪能 表彰

和歌浦天満宮による火入れ式が、執り行われます。

万葉薪能 火入れ式

4時35分、能ワークショップの本番が始まります。

皆さん、いつも以上の出来栄えで、見違えるばかりです。

万葉薪能 能ワークショップ  万葉薪能 能ワークショップ  万葉薪能 能ワークショップ

綺麗な夕陽が、紀伊水道に沈みます。

万葉薪能 片男波の夕陽

狂言「二人袴」が始まる頃、次第に闇が深くなり、篝火が映えてきます。 

万葉薪能 狂言

親離れできない息子が、父を連れて、婿入りの挨拶に行く話です。

万葉薪能 狂言「二人袴」   万葉薪能 狂言「二人袴」

人それぞれの感情が暖かく描かれており、花嫁は登場しませんが、華やいだ雰囲気の漂う明るく楽しい狂言です。

会場は、大笑いに包まれます。

しばしの休憩のあと、能「経政」が静かに始まります。

万葉薪能 能「経政」   万葉薪能 能「経政」

平経政は、清盛の甥にあたり、貴族趣味に耽溺した平家一門の中でも、才の際立つ貴公子で、とりわけ琵琶の名手として名を馳せています。

そのため、この曲は「修羅物」ですが、勇猛な雰囲気はほとんどありません。

一曲を通じて、貴族文化の優雅な雰囲気が流れています。

万葉薪能 能「経政」   万葉薪能 能「経政」

平家の公達の悲運を、松井彬師が優美に舞い、伝統に彩られた幽玄の世界を現出します。

会場に、静かな感動が広がっていきます。


800人のお客様に、詰め掛けていただきました。

本当に、ありがとうござました。



 
【2013.10.15 Tuesday 22:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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薪能 準備完了です。
明日は、いよいよ、第15回万葉薪能です。

今日で、その準備は、一応完了です。良いお天気が続きそうです。

金曜日に、舞台の設置が始まりました。夕方までには、完成しました。

薪能2013    薪能2013

土曜日には、テントや諸々の準備品を運び込みました。

いつものように、午後になれば、照明や音響も設置されました。

薪能2013

能ワークショップに出演の皆さんの練習が始まります。


初めての方も、緊張しながらしっかりと舞っています。


謡の方も、次第に声が出てきています。


子どもたちは、眩しさに目を細めながら頑張っています。

   

   

大人の方は、先生がお帰りになったあとも、一生懸命練習です。


明日は、きっと上手くいくことでしょう。

裏方の準備も整いました。

皆さん、どうぞいらしてください。





 
【2013.10.13 Sunday 00:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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薪能 当日の準備
当日は、10時集合ですが、8時頃には次第に人が集まり、作業を始めます。

あちこちでテントがたち始めます。

人が揃ったところでところで、アリーナから机を20台とパイプ椅子を350脚運び出します。

薪能 イス運び

芝生の会場にイスを並べます。人海戦術です。これが一番体力のいることでしょうか?

薪能 イス並べ

芝生の観客席にも、ブルーシートを敷き詰めます。

薪能 ブルーシート

組みあがった舞台を磨き上げます。

舞台の四方に竹を立て、御幣を巡らし、橋掛かりには松を飾ります。

薪能 舞台

楽屋にするテントや鏡の間の支度をを整えます。

薪能の幟は、トラックに積んで、あしべ橋から会場の片男波公園にかけて並べます。

薪能 幟

万葉館では、お渡しするパンフレットを用意します。

毎年のことですが、、各担当者がそれぞれ自分の役割を黙々と果たしていきます。

お昼に一息ついたあと、またそれぞれの持ち場に散っていきます。

能ワークショップの出演者が、リハーサルを始めます。

篝火も、火が入るのを待っています。

薪能 篝火

役者の方も、控室に入り、準備を始めます。

もぎりを担当する女の子たちが、万葉衣装に着替えて現れると、開場はもうすぐです。

薪能 万葉衣装

開場を待ちわびる方々が、並び始めます。

薪能 開場前

今年も、このように順調に進むといいですね。





 
【2013.10.11 Friday 00:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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