能・狂言、セミナーやワークショップなどのブログです。
第61回 和歌山 港まつり花火大会
7月28日、市民会館での「能ワークショップ」のあと、雨の中を急いで帰宅し、少し用を済ませてから、雨が上がったのを確認して、和歌山港に向かいました。

この日は、61回目の和歌山・港まつり花火大会です。

ここ数年は、日頃整備している和歌浦の高津子山から見ていましたが、今年は招待券をいただいたので、会場から見ることにします。

8時前に会場に着くと、露店もたくさん出て、夕方からの雨も上がったおかげか、多くの人で混雑しています。

人込みを縫うようにして、招待席に到着。

そこは、まだまだ余裕があり、入り口で貰ったジュースを手に、ゆったりと見学できます。

少し離れて、三脚を立てて、カメラをセットして準備は完了です。

大橋市長の挨拶のあと、花火が始まります。

2013和歌山港まつり    2013和歌山港まつり

色鮮やかな花火が、次々に打ち上げられます。

2013和歌山港まつり    2013和歌山港まつり  

近くの家族連れは、歓声を上げています。

2013和歌山港まつり    2013和歌山港まつり


高津子山で、俯瞰して見る花火もいいですが、近くで見る花火は、あの振動と轟音を身体に感じながら楽しめます。

小さな子どもたちは、怖がるほどの迫力です。

2013和歌山港まつり  2013和歌山港まつり  2013和歌山港まつり


子どもたちは、少し飽きてきたのか、それぞれ遊んだり、走り回ったりしています。

レリーズを持ってなかったので、よく見ると少しぶれています。

2013和歌山港まつり     2013和歌山港まつり

最後のスターマインの連発で大いに盛り上がって終わります。

歓声が消えて、沈黙に変わります。

みんなが、帰り支度を始めます。


【2013.07.30 Tuesday 21:45】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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能ワークショップ 最初の練習日
7月28日(日)午後2時より、今年の『能ワークショップ』が始まりました。

今年は、27名の方が参加の申込をしていただきました。

初顔合わせもそこそこに、さっそく小林先生の稽古が始まります。

能ワークショップ2013

初心者の方7名と昨年の経験者3名で、謡曲「鶴亀」の一節を、先生に続いて朗吟。

昨年も「鶴亀」を謡いましたが、今年は違う一節。祝言(結婚式)での謡だそうです。

能ワーク2013

子どもたちも、大人しく稽古の様子をみています。

能ワーク2013

次は、子どもたち8人で、謡曲「羽衣」を。

経験者だけあって、きちんと正座して稽古をします。

能ワーク2013

子どもたちの稽古の合間にも、大人の方は、別室で経験者の方に教わっています。

続いて、子どもたちの仕舞の稽古です。

経験者は、今年は、一人で舞います。それぞれ違う仕舞を舞います。

能ワーク2013  能ワーク2013  能ワーク2013

堀さん姉妹は、二人で姉妹で舞う仕舞を。

能ワーク2013

子どもたちの仕舞の稽古のあとは、休む間もなく大人の方の仕舞の稽古です。

3人ずつ組になって教わりますが、見ている方も、思わず一緒に練習します。全員で舞っています。

能ワーク2013   能ワーク2013

地方紙の記者の方が取材に来ていたので、その取材があちこちで繰り広げられています。

能ワーク2013

昨年の経験者、安田さんと宇都宮さんも、今年は一人で舞います。

能ワーク2013

6年目になり、26日の「日前宮薪能」に2年続けて出演した宮楠君も、当然一人で舞います。

能ワーク2013

最後に、大人の方に、謡曲「鶴亀」の稽古をもう一度して、第1回の能ワークショップは終了です。

能ワーク2013

それにしても、80才を超えていらっしゃる小林先生は、2時間ちょっとの間、少しの休憩も挟まず、ずっと稽古をつけてくれます。


次回は、8月31日の日曜日、同じく市民会館4階和室です。

この1ヶ月の間に、ご自宅でよく練習をしておいてくださいね。



 
【2013.07.29 Monday 00:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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『能ワークショップ』が始まります。
当会では、能の基本所作と謡・仕舞を楽しく稽古し、その仕上げとして、秋の「和歌の浦万葉薪能」の舞台で発表をするという 『能ワークショップ』 を、2008年より開催しています。 

観世流シテ方小林慶三師に、講師をお願いしています。

能ワークショップ 小林先生の見本演舞

毎年参加している子どもたちは、とても上手に舞うようになり、昨年秋の「第14回万葉薪能」の能「鞍馬天狗」で、花見の稚児として、十世片山九郎右衛門師と共演しました。

能ワーク 子どもたち整列

また、今年の日前宮の薪能に2年連続で出演する子どもも出てきています。

今年も、和歌山市民会館及び和歌山市伝統文化活性化実行委員会との共催となります。

能ワーク チラシ

7月28日(日)は、その『能ワークショップ』の最初の練習日です。

能ワークショップ   全員でおさらい 昨年の練習風景

初顔合わせですので、どういう方が参加されるのか、お会いするのが楽しみです。

毎年参加の子どもたちもいます。初めて参加する子どもたちも大人の方もいます。

午後2時から、和歌山市民会館4階和室で行われます。

以下、8月31日(土) 9月8日(日) 9月22日(日) 10月6日(日) と練習して、

10月12日(土)は、片男波野外ステージでの本番前日のリハーサル。

そして、その練習の成果を10月13日(日)第15回万葉薪能の第1部として、舞台で披露します。

能ワーク 3人の子どもたち
【2013.07.24 Wednesday 23:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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2013年第3回セミナー『狂言ワークショップ』
7月20日(日)午後2時より、和歌山市民会館4階和室にて、第3回セミナー『狂言ワークショップ』を開催しました。

1時30分くらいより、参加される方が集まってきます。

事前に申込をされた方、当日申し込まれた方、合わせて20名の参加です。

狂言ワーク 受付

今回も、講師には、善竹忠重師主宰の「志芸の会」にお願いしています。

狂言ワーク2013

まず、牟田素之師より、今日の演目とワークショップの解説があります。

狂言「梟(ふくろう)」

弟(牟田素之)の様子がおかしいと、兄(善竹忠亮)が、山伏(善竹忠重)に相談します。

さっそく山伏が、祈祷を始めますが、弟が不思議な奇声をあげます。

狂言ワーク2013

弟の病気が梟憑きだと考えた山伏が、憑き物を落としにかかりますが、病気は次から次へと広がり始めます。

狂言ワーク2013     狂言ワーク2013

梟の鳴き声が伝染する、狂言らしい奇想天外なストーリーに、皆さん、びっくりしたり大笑いしたり。

そのあとは、ワークショップです。

狂言ワーク2013

牟田素之師が、手製の図を使って、わかりやすい狂言の説明をしてくれます。

みんなで、発声の練習をしたり、いろいろな動物の鳴き声を当てたりするクイズもあります。

ちなみに、狂言では、犬は「ビョウビョウ」と鳴くそうです。

次は、みんなで、簡単な舞の練習。

狂言ワーク2013

まずは、扇の開き方から。滑らかに開くのは、なかなか難しい。

狂言ワーク2013

全員で、舞の練習です。扇を開きながら、前に進んだり、後ろに戻ったり。

これもなかなか難しいですね。

次に狂言の一場面。

主人が太郎冠者を呼び出す場面を、二人一組で演じます。

狂言ワーク2013

皆さん、大きな声で、堂々と演じられていました。

狂言ワーク2013

最後に、狂言独特の笑い方を習って、今日のワークショップは終了です。

また来年も、この頃に開催予定です。

楽しい催し物ですので、ぜひご参加ください。




 
【2013.07.21 Sunday 15:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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狂言ワークショップ
7月20日(土)大蔵流狂言方善竹忠重師主宰「志芸の会」の方々による「狂言ワークショップ」を開催します。

平成25年度「和歌の浦万葉薪能の会」第3回セミナーです。

今年は、和歌山市民会館との共催になります。

今も変わらぬ笑いの伝統芸能である「狂言」に親しんでみましょう。

狂言ワークチラシ

衣装は着けませんが、目の前で演じられる狂言を鑑賞し、そのあと狂言の発声や所作を学びます。

昨年は、「太刀奪(たちばい)」

太刀奪

一昨年は、「蟹山伏(かにやまぶし)」でした。

蟹山伏

狂言のエッセンスを楽しく経験しましょう。

今回は                おはなし    牟田素之
     狂言「梟(ふくろう)」   法印(山伏)  善竹忠重                         兄   善竹忠亮  
                       弟   牟田素之 

「山から帰ってきて以来、弟の様子がおかしい」と兄が法印に祈祷を頼みに来ます。早速向かった山伏は弟に祈祷を始めますが、弟は不思議な奇声を上げはじめました。不審がる山伏に、兄は弟が鳥の巣にいたずらをしたことを打ち明けます。弟の病気は“梟憑き”だと考えた山伏が憑き物を落としにかかりますが、弟の病気は治るどころか次から次へと拡がりはじめて…。 梟の鳴き声が伝染する、奇想天外なストーリー。
恐ろしさとおかしさを笑いの中に描きます。  

      日 時 7月20日(土)午後2時〜4時  
      講 師 大蔵流狂言方善竹忠重師主宰「志芸の会」  
      場 所 和歌山市民会館 四階 和室  
      参加費 五百円(友の会会員、学生は無料) 

      こちらの申込も、市民会館までお願いします。

 


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【2013.07.16 Tuesday 00:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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