能・狂言、セミナーやワークショップなどのブログです。
和歌山県知事表彰
 公共の福祉増進に功労のあった人、その他広く県民の模範となるべき人を表彰して、その功績を讃えるという和歌山県知事表彰が、5月28日(火)午後から、アバローム紀の国2F鳳凰の間にて開かれました。

10の分野で、50名の個人と9つの団体が表彰されました。

和歌山県知事表彰

私たち「和歌の浦万葉薪能の会」は、海外との交流の発展や芸術等を通じた地域文化の振興、教育の充実に尽くしたという、「教育、文化等の振興」の5名と2団体の中に入りました。

その他には、「地方自治の振興」「保険福祉の増進」「環境衛生の向上」「暮らしの安全及び向上」「産業の振興(商工業・技能向上)」「産業の振興(農林水産業)」「産業の振興(建設業・建築業)」「徳行(ボランティア)」「地域おこし」がありました。


【2013.05.29 Wednesday 23:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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ひがたであそぼ〜 春の干潟観察会
今日は、「わかのうらひがた倶楽部」と「和歌山大学教育学部生物学教室」主催の干潟観察会『ひがたであそぼ』に参加してきました。

時間が近づくと、子ども連れの方々が、続々とつめかけてきます。

干潟観察会


和歌山大学の古賀先生の説明が始まります。

干潟観察会

ここの和歌の浦干潟は、甲子園球場が12個も入る、近畿地方最大級の干潟です。

300種の生物が、実際に生息しています。

その中には、絶滅危惧種も多く含まれているそうです。

和歌の浦干潟

子どもたちは、そんな話の間にも、すでに戦闘態勢です(笑)

ひがたであそぼ 深いところもあるから、気を付けて。

ひがたであそぼ 足が抜けなくなるよ〜!

ひがたであそぼ

石をひっくり返してもらって、一生懸命探しています。

干潟観察会

捕まえたものを先生のところで確認しています。

干潟観察会

あちこちで先生を囲んでの観察会が開かれています。

ひがたであそぼ 何が取れたかなぁ。

この観察会は、一度も雨に降られたことがないそうです。

今日も、良い天気で、皆さん、干潟を楽しんでいました。

和歌の浦干潟観察会

また、秋の観察会も楽しみですね。

【2013.05.26 Sunday 23:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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春の干潟観察会
名勝和歌の浦は、万葉の昔から、多くの歌人や旅人に愛された景勝の地です。

和歌浦干潟も、その一つです。

和歌山市の中心部を流れる和歌川の河口には、和歌浦湾から打ち寄せる波と、和歌川からの流れによってできた砂洲が、長く伸びています。

和歌の浦干潟

干潮時になると広大な干潟が姿を現します。

環境省の日本の重要湿地500にも選定されている、近畿地方最大級の干潟です。

5月26日(日)13時より、その干潟の観察会が、和歌山大学教育学部生物学教室と「わかのうらひがた倶楽部」の主催で開催されます。


 干潟観察会

近畿地方最大規模の河口干潟の観察会に参加してみませんか?

刻々と変わっていく干潟の風景も、一見の価値がありますよ。

和歌の浦干潟
【2013.05.23 Thursday 00:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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名勝 養翠園
昨日の日曜日、午前中は所用があったので、午後から「高津子山を桜の山に」作業に行こうと家を出たら、ちょうど雨が降ってきました(笑)

そのため、皆さんには申し訳ありませんが、カキツバタが咲いているという国名勝「養翠園」に。 

近くですが、訪れたのは、ずいぶん久しぶりです。

「養翠園」は、紀州第十代藩主徳川治宝(はるとみ)が、水軒御用地内に造営した1万坪の大名庭園です。

養翠園

池泉回遊式の庭園で、天神山と高津子山を借景としています。

養翠園 庭園

茶屋「養翠亭」のカキツバタは、少し時期を過ぎていたでしょうか?

それでも、雨の中迎えてくれました。

養翠園 養翠亭の庭

養翠園 かきつばた

私は、あまり詳しくありませんが、あやめ池となっていましたが、これはカキツバタではないでしょうか?

庭の別の場所には、あやめも花ショウブもありますが、「いずれが、あやめ、カキツバタ」というだけあって、見分けるのが難しいですね。

養翠園 あやめ

この花弁に網目があるのが「あやめ」の筈です。

養翠園 花ショウブ

そして、色は違いますが、これが「花ショウブ」だと思いますが、何の説明もありません(笑)

養翠園 湊御殿

庭園のはずれには、市指定文化財の「湊御殿」も移築されています。



【2013.05.20 Monday 22:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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和歌祭2013
和歌の浦の紀州東照宮の例大祭「和歌祭」が、5月12日(日)に開かれました。

今年が、391年目。

ただ和歌祭も大正時代には、資金面他で開催が困難になった時期もあったようですね。 

11時30分の神輿おろしの前に山上で神事が行われます。

和歌祭 無事を祈願する

神官のお祓いを受け、皆で祭の無事を祈願します。

和歌祭 境内での練習

境内で、神輿の練習もしています。

11時30分、神官に続いて、御榊が石段を下りてきます。

和歌祭 神輿おろし

どういうわけか市長の横に通されたので、近くで見えます(笑)

和歌祭 神輿おろし

屈強な男たちが、威勢よく神輿を下してきます。

和歌祭 神輿おろし

無事に石段を下りてきて、これから渡御行列の始まりです。

和歌祭 面被

面被(百面)に登場する人たちの準備もできています。

和歌祭 百面の記念撮影

百面の記念撮影です(笑)

子どもがこの面に脅かされて泣くと丈夫に育つと言われています。

渡御行列が、12時から東照宮を出発します。

和歌祭 奉行行列

奉行と打鉦(うちがね)神旗、鉾旗が先頭を行きます。

和歌祭 腰元行列

紀州藩の腰元が続きます。


伶人(れいじん)が舞楽を奉納しながら進みます。

和歌祭 巫女と左右大臣

巫女と左右の大臣が続きます。

和歌祭 御榊

御榊 

御榊は、このあとに続く神輿の登場を前に、神と人の空間を隔てる役を担っているそうです。

いよいよ摺鉦(すりがね)や太鼓に導かれて神輿が登場します。


和歌祭 神輿行列

行列の途中でもあちこちで練ります。

和歌祭 神輿行列

和歌祭 女子神輿

元気のいい女性たちが担ぐ女子神輿。

和歌祭 神官

馬に乗った宮司・神官も続きます。

和歌祭 御所神輿

暫く駐車場で展示されていた牛車(御所神輿)も出番です。

和歌祭 相撲取り

相撲行列  横綱の堂々の土俵入りです。

和歌祭 子ども連尺

小学生による子ども連尺。踊りながら進行します。

和歌祭 餅つき踊り

餅搗踊 臼曳台では、子どもたちが踊りながら進みます。

和歌祭 面被

面被(めんかぶり) 地元では百面と呼ばれています。

和歌祭草創の頃から続く演目です。

和歌祭 面被

頭に載せている面は、当会での「めざめる百面」事業で補修されているものです。

県指定文化財になっています。桃山から江戸初期の面も含まれています。

今年は、少し参加者が少ないのか、例年より百面の登場が早い気がします。

和歌祭 舞姫

舞姫 募集をした子どもたちが練習した踊りを披露します。

和歌祭 献花台

雑賀踊りの先頭を切って、傘鉾が登場します。

和歌祭 雑賀踊 請棒

雑賀踊りは、鬼の面を被った忠棒と請棒 子どもたちの笹羅踊りと続きます。

和歌祭 雑賀踊 武者

行列が始まって時間が経ち、暑さも相俟って、少し草臥れ気味の武者行列。

和歌祭 母衣行列

母衣(ほろ)行列 後方から射かけてくる矢をくるくると回りながら防いだもの。

「ショモ、ショモ(所望)」と掛け声をかけながら左右に3回ずつ回ります。

体力的にかなりきつい種目です。

行列もここで一段落。場所を変えて、先回りをして、玉津島神社の鏡山から俯瞰してみようと考えました。

和歌祭 渡御行列

伶人や巫女、左右大臣の向うに神輿も見えてきます。

和歌祭 渡御行列

高いところから、混雑を離れて観るのもいいものです。

神輿と女子神輿、子ども神輿、そして御所神輿です。

和歌祭 神輿

神輿を担ぐ人たちは、まだまだ元気です。

威勢よき練り歩きます。

天候が心配されましたが、暑すぎるほどの天気に恵まれて、よい和歌祭でしたね。



【2013.05.17 Friday 23:45】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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