能・狂言、セミナーやワークショップなどのブログです。
山部赤人の歌碑
 昨年6月23日この和歌の浦を象徴していた「和合の松」が倒れました。

樹齢約300年、幹の内部がシロアリの被害で空洞になっていたようです。

この松の根元に建てられていた、山部赤人の「若の浦に潮満ち来れば潟を無み、芦辺をさして鶴鳴き渡る」の歌碑もその時に倒れました。

今回その歌碑が、和歌山県により修復されたというので、見に行ってきました。

山部赤人の歌碑

元通り復元されていましたが、背後の和合の松がないのが寂しいですね。

塩竈神社にもお参りをします。

塩竈神社

安産祈願で有名な神社です。

ここに来るといつものように、玉津島神社にもお参りし、背後の奠供山(てんぐやま)にも登ります。

玉津島神社 拝殿  玉津島神社 拝殿

奠供山登り口

以前の案内板は、手作り感に溢れたものでしたが、

てんぐ山への道しるべ

国の名勝に指定されてからは、立派な案内板に変わっています(笑)

今日は、少し雲が多く、夕陽は雲に隠れています。

夕焼けの和歌の浦

かつては、この眼下の市町川から、東照宮の御手洗池まで干潟が続いていたそうです。

市町川

いつもの高津子山も夕陽を浴びています。

夕陽を浴びる高津子山

展望台も小さく見えます。

和歌浦港や旅館街も夕陽のなかに沈んでいきます。

夕焼けの和歌の浦





【2013.01.27 Sunday 20:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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「高津子山を桜の山に」 1月の作業
寒い日が続きますね。

東京では、大雪のようですが、和歌山は、雪は降りませんねぇ。

私が子どもころは、雪も積もって、校庭で小さい雪だるまを作って遊んだ記憶があります。

さて、次の日曜、1月20日は、今年最初の「高津子山を桜の山に」の活動日です。

高津子山を桜の山に チラシ

いつものように、9時30分 元ロープウェイ発着場集合。

午後3時までの予定ですが、午前中のみ、午後のみの参加も歓迎します。

簡単な昼食も用意します。

昼食時

みんなで、車座になって、楽しく昼食です。

軍手や剪定ばさみ、鎌、ノコギリなど、ご持参いただくと助かります。

参加者募集中です。

今後は、2月17日、3月10日、4月21日の予定です。




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【2013.01.16 Wednesday 23:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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紀三井寺

私たちが活動している和歌の浦からは、干潟を挟んで、名草山に抱かれた紀三井寺を拝することができます。

和歌の浦よりの名草山

紀三井寺は、今から1200年以上前の宝亀元年(770年)に、唐の僧、為光上人によって開かれました。

 
正式には「紀三井山金剛宝寺護国院」という、西国観音霊場第2番札所で、救世観音宗総本山ということになります。

紀州にある三つの井戸のあるお寺ということで名付けられたもので、今も境内に、清浄水、吉祥水、楊柳水の三井より清水が湧き出ています。

紀三井寺の吉祥水 吉祥水

早咲きの桜の名所で、芭蕉の 「みあぐれば 桜しもうて 紀三井寺」 という句も残っています。

遥々桜を楽しみにここまで来たのに、残念、すでに散り始めていたようです。

花見の時は、大勢の人で賑わいます。

春の紀三井寺

今回訪れた時は、お正月も過ぎて、その上夕暮れ間近なのでひっそりしています。

夕景の紀三井寺境内

ここからは、和歌の浦が一望できます。

西に開けているので、朝日は見えませんが、夕陽は綺麗に見えます。

紀三井寺よりの夕陽

太陽が沈むまで少しの間眺めます。

いつもの高津子山と和歌の浦干潟の夕景も望めます。

和歌の浦干潟と高津子山

今の時期は、四国の方に陽が沈むはずですが、この時は水平線に雲があったので、雲に隠れます。

雲間に沈む夕陽

太陽が沈んでも、空にはまだ光芒が残っています。

日没後の光芒

時間がゆっくりと過ぎてゆきます。

和歌の浦も夕陽に染まっています。

夕景の和歌の浦




【2013.01.13 Sunday 22:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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第19回クリーンアップ和歌の浦
寒い寒いと言っている内に、お正月も終わり、もうすぐ成人式です。

次の日曜、1月13日は、今年最初の「クリーンアップ和歌の浦」です。

2010年(平成12年)8月「和歌の浦」が、国の名勝に指定されたのをきっかけに、和歌の浦を拠点に活動する様々な団体が、和歌の浦を綺麗にしようと始めた「クリーンアップ和歌の浦」

それから、ずーと継続して、次回は、第19回です。

今回は、玉津島神社に集合。

玉津島神社

奠供山(てんぐやま)を清掃します。

奠供山(てんぐやま)より、和歌浦を望む


奠供山は、標高35m.

その奠供山より望む、和歌浦の街並と港、高津子山です。

午前9時30分〜12時まで。

少雨決行です。

参加者募集中!

寒いので、防寒に気を付けてお越しください。

清掃道具もできれば、ご持参ください。


 
【2013.01.12 Saturday 00:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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あけましておめでとうございます。
あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

昨年は、「高津子山で初日の出を見よう」という呼びかけをして、たくさんの人と初日の出を待ちましたが、雲に遮られて見られませんでした。

今年は、そういう呼びかけはしませんでしたが、お天気がよさそうだったので、出かけました。

展望台の人と月

夜明け前ですが、同じ想いの人も多いのか、展望台にはすでに多くの人が・・・

西には、まだ月がでています。

夜明け前の和歌浦湾

今年は、少し雲がある程度、初日の出の期待が高まります。

高津子山より初日の出

杖立峠の方面、雲が朝焼けで色づいてきます。

次第に人も増えてきます。当会の役員や「高津子山を桜の山に」でボランティアをしている方々など、あちこちで新年の挨拶を交わします。

高津子山 初日の出

太陽が、山の端に少しずつ顔を覗かせます。

空に光が拡がります。

毎日の光景ですが、元旦ということで、厳粛な気持ちがしますね。

高津子山 初日の出

生石山の方から、朝日が昇りました。ここ4,5年雨は降らないものの、雲に遮られていた初日の出です。

高津子山 初日の出

今年も良い年でありますように


さて、ごみを拾って、山から下りて、折角ですから、初詣に行くことにします。

まず、紀州東照宮へ。

紀州東照宮 鳥居  紀州天満宮  

「和歌祭」の時は、この石段を神輿が降りてきます。

次は、和歌浦の氏神様、和歌浦天満宮へ。

和歌浦天満宮 鳥居  和歌浦天満宮 楼門 

ここの楼門からの眺めも素晴らしいですよ。

そして、玉津島神社へ。

玉津島神社

背後の奠供山(てんぐやま)や鏡山からの眺望も楽しみます。

最後に今工事中の三断橋を渡って、妹背山に。

妹背山 海禅院多宝塔

海禅院多宝塔に参拝して、妹背山へ。

良いお天気の元旦で、何か良いことがある年になるような気がします。


 
【2013.01.01 Tuesday 15:30】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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