山部赤人の歌碑 |
昨年6月23日この和歌の浦を象徴していた「和合の松」が倒れました。 樹齢約300年、幹の内部がシロアリの被害で空洞になっていたようです。 この松の根元に建てられていた、山部赤人の「若の浦に潮満ち来れば潟を無み、芦辺をさして鶴鳴き渡る」の歌碑もその時に倒れました。 今回その歌碑が、和歌山県により修復されたというので、見に行ってきました。 元通り復元されていましたが、背後の和合の松がないのが寂しいですね。 塩竈神社にもお参りをします。 安産祈願で有名な神社です。 ここに来るといつものように、玉津島神社にもお参りし、背後の奠供山(てんぐやま)にも登ります。 以前の案内板は、手作り感に溢れたものでしたが、 国の名勝に指定されてからは、立派な案内板に変わっています(笑) 今日は、少し雲が多く、夕陽は雲に隠れています。 かつては、この眼下の市町川から、東照宮の御手洗池まで干潟が続いていたそうです。 いつもの高津子山も夕陽を浴びています。 展望台も小さく見えます。 和歌浦港や旅館街も夕陽のなかに沈んでいきます。 |
【2013.01.27 Sunday 20:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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