紅葉の和歌山城 |
24日の日曜日は、好い天気でしたので、フラッと和歌山城に出かけました。
幼稚園も中学校も、和歌山城の目の前でしたので、小さい頃より親しんだ所です。 和歌山城は、天正13年(1585)豊臣秀吉の弟秀長により、築城されました。 天妃山よりの和歌山城 慶長5年(1600)関ヶ原の戦いで功を立てた浅野幸長が入城。 そして元和元年(1619)徳川家康の第10子頼宣(よりのぶ)が入城し、紀州55万5千石の城となり、尾張・水戸とともに御三家の一つとして歴史を刻んできました。 この頼宣は、8代将軍吉宗の祖父にもあたり、和歌浦でも紀州東照宮を創建するなど、和歌山の歴史には、しばしば登場します。 第2次大戦の戦災で焼失し、昭和33年(1958)白亜三層の天守閣として再建されました。 今は、和歌山公園として整備され、市民の憩いの場として賑わっています。 この季節は、和歌山城の西の丸にあたる、紅葉渓庭園が、名前の通り紅葉の名所としてたくさんの人が訪れています。 紅葉渓庭園にある「鳶魚閣」 庭園内のお堀から引いた池にも紅葉が照り映えています。 高校生の撮影会もあったようで、賑わっていました。 すぐそばに、二の丸御殿の跡地があり、現在は広場や大型バスの駐車場になっています。 二の丸御殿内の大奥跡は、芝生が養生されています。 2009年の「和歌山城フェスタ」にて、当会が、この大奥跡の芝生に能舞台を設営し、「城フェスタ能」を開催する予定でしたが、生憎の雨のため、向かいの商工会議所大ホールでの開催に変更になりました。 能舞台も組んであったので、残念でしたが、ここは、徳川時代にも能舞台があった場所らしいので、いつかまた開催してみたいですね。 大銀杏と天守閣 天守閣に登るには、表坂・裏坂・新裏坂と三か所から登れますが、子どもでも遊びながら登れる距離です。 天守閣に登れば、和歌山市街が見渡せ、紀ノ川がゆったりと流れているのが見えます。 小さな動物園もありますし、南には岡公園もあり、子どもを連れて、いつも訪れていたので、懐かしいですね。 空堀は、ツツジの季節は、綺麗ですし、今は、ここにも大きな銀杏があって見ごたえがあります。 |
【2012.11.26 Monday 15:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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