能・狂言、セミナーやワークショップなどのブログです。
狂言ワークショップ
7月7日(土)七夕の日、大蔵流狂言方善竹忠重師主宰「志芸の会」の方々による「狂言ワークショップ」を開催します。
 
今も変わらぬ笑いの伝統芸能である「狂言」に親しんでみましょう。

「太刀奪(たちばい)」を演じていただいて、その後狂言の基本的な所作や台詞の発声を学びます。

狂言のエッセンスを楽しく経験しましょう。

お気軽に参加してください。

昨年のワークショップ 昨年のワークショップ風景


一昨年のワークショップ 一昨年のワークショップ風景


太刀奪 薪能で演じられた「太刀奪」


日時 : 7月7日(土) 午後2時〜4時(予定)

講師 : 大蔵流狂言方 善竹忠重師率いる「志芸の会」

場所 : 和歌山市民会館4階 和室 (TEL 073-432-1212)

参加費 : 500円 (友の会会員・学生は無料)

  ※ 動きやすい服装でいらしてください。
  
  ※ 足袋または、靴下をご用意ください。

  ※ 扇子をお持ちの方は、ご持参ください。(当会でも用意はしています。)

「太刀奪」 あらすじ

 北野神社へ参詣に出かけた主人と太郎冠者は、良い太刀を持った男を

 見つけ、その太刀を奪おうとします。

 ところが、逆に脅かされ主人の太刀を奪われてしまいます。

 二人は、その太刀を取り返そうと男を待ち伏せ、首尾よく捉えたものの、

 なんと、太郎冠者は悠々と男を縛る縄を綯い始める始末です。

 ぐずぐずしている内に、とうとう男に逃げられてしまいます。

 「泥棒をみて縄を綯う」ということわざ「泥縄」そのものです。



【2012.06.30 Saturday 00:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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野村萬斎狂言会
2009年5月21日に開催し、多くの方々に楽しんでいただいた「野村萬斎狂言会」。

その再演が、来年2013年6月28日(金)に、改装された県民文化会館で行われることが決まりました。

2009年の時は、和歌山市での初公演でした。

2009年野村萬斎狂言会 2009年のポスター

人気の狂言師「野村萬斎」を生で楽しめるとあって、1400人の方が来場、江戸前の狂言を満喫していただきました。

野村萬斎「蝸牛」 蝸牛


萬斎師が舞台に登場した瞬間、大ホールに爽やかな風が吹き抜けたような感じがしました。

師の持つ緊張感、透明感が、そういう印象を与えたのかもしれません。

狂言師独特の立ち振る舞い、身のこなしの美しさ。

テレビや映画で聞く、あの独特の低く重厚感はあるが、不思議と爽やかな声。

凛として、かつ柔らかく、深く清々しい語り口調にも、聞き惚れてしまいました。

美しい動きや言葉の面白さ、舞踏性など。

狂言には魅力的な要素がたくさんありますが、それは萬斎師自身にもそのまま当てはまること。

舞台上の姿のごとく、その背筋は決してブレることなく、なおかつそこには常に新しい風が吹いている。

数百年のDNAが、脈々と続いているのを確かに感じることができました。


まだ演目は決まっていませんが、もう一度見られるのは、嬉しいことです。


入場券の発売等は、来春になりますが、友の会会員様には先行販売の予定です。


未入会の方は、ぜひこの機会にご入会をお願いします。

野村萬斎ポートレイト 野村萬斎師


本番前、昼食時にも楽屋から出ないで、ずっと稽古を続けていた萬斎師。

終演後は、穏やかな表情に戻り、微笑みながら写真撮影にも応じてくれました。

もう一度、お会いできるのを、今から楽しみにしています。
 
【2012.06.24 Sunday 16:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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会報60号の発行

梅雨に入りましたね。

鬱陶しい季節になりますが、体調など崩さないように気を付けてください。

高津子山の活動も6月3日で、小休止。

これからは、協力していただけるスポンサーの募集やチケットの販売に力を入れないといけません。

さて、会報60号が、できました。

皆様のもとには、もうすぐ届くと思います。

会報60号1面

1面は、桜ウォークの報告です。

会報60号2面

2面は、8月の第4回セミナーをお願いしている、三木先生の文章と

好評の「おもて語り」。

会報60号3面

3面は、和歌祭前夜祭と狂言ワークショップのこと。

会報60号4面

4面は、今後の活動のお知らせ。

より良い会報にしていきたいと思います。

意見や感想等、お寄せください。


【2012.06.18 Monday 22:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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金星の太陽面通過
今日は、金星の太陽面通過の日でした。

日面経過とも言うようです。

このところ、俄か天文ファンになってしまいました。

次は、105年後と言われると、何となく見ておかなければと思ってしまいます。

ちょっとミーハーですが・・・。

この前の金環日食の時もそうでしたが、今朝も起床した時は、太陽は雲に隠れていました。

それが、次第に雲が切れ、太陽が顔を見せました。

日食グラスを使って観察しますが、金環日食と違って、肉眼ではあまりよくわかりません。

そこで、カメラにグラスを装着して、ファインダーを覗きます。

7時47分金星太陽面通過中

7時47分 金星はすでに太陽面に入っています。

7時49分金星太陽面通過中

7時49分 雲が切れ、明るい太陽です。

金星アップ

金星のアップです。

金星は、午前7時過ぎから午後2時前まで6時間半以上をかけて、太陽面を通過します。

そこで、昼休みにも、もう一度観察です。

12時22分金星太陽面通過

すっかりいい天気になり、明るい太陽を見上げるような撮影で、なかなか難しかったですね。

金星アップ

12時22分 金星のアップです。

今週の月曜、6月4日の部分月食も、高津子山から見ようと思っていました。

欠けたまま昇ってくる月は、綺麗だろうなと思っていたのですが、曇りのため断念しました。

これからも、天体ショーがあった場合は、見に行こうかなと思っています。
 
【2012.06.07 Thursday 00:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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第13回クリーンアップ和歌の浦
次の日曜日、6月10日は、第13回「クリーンアップ和歌の浦」です。

今日が、「高津子山を桜の山に」の作業日ですので、両方参加される方は、2週続けての清掃作業となります。

クリンアップ和歌の浦

蒸し暑いと思いますので、体調には気を付けてくださいね。

6月10日(日)午前9時30分〜12時まで。

集合は、片男波公園入口です。

夏の海水浴シーズンを前に、片男波の砂嘴の清掃です。

片男波清掃

昨年の作業風景です。

片男波清掃

多くの方が参加され、すっかりきれいになりました。


7月以降の日程が決まりました。

7月8日(日)   玉津島神社境内

9月23日(日)  片男波

10月14日(日) 妹背山

11月11日(日) 紀州東照宮

12月9日(日)  和歌浦天満宮

 今年も、よろしくお願いします。
【2012.06.03 Sunday 17:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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