能・狂言、セミナーやワークショップなどのブログです。
「高津子山を桜の山に」6月の作業
次の日曜日、6月3日は、「高津子山を桜の山に」事業の今年前半最後の作業日です。

高津子山を桜の山に

午前9時30分  元ロープウェイ発着場 集合です。

清掃後の階段付近

桜ウォークに備えて、きれいに整備した階段付近も、草木の勢いの増した今は

雑草が蔓延る階段付近

このようになっています。

皆さんのご協力をお願いします。

午後3時までの予定です。

午前のみ、午後のみも方も募集中です。

簡単な軽食も用意しています。

蒸し暑い季節ですが、体調に気を付けて、奮ってご参加ください。

 
【2012.05.29 Tuesday 22:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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金環日食
今日は、一日、金環日食の話題でもちきりでしたね。

日本では、昭和62年の沖縄以来25年ぶり。

近畿地方で金環日食が見られるのは、なんと282年ぶりとのこと。

昨夜は、雲が低く、雨も降っていたので、半ば諦めて眠りについたのですが、時に雲に遮られたりもしながら、くっきりとした金環日食が見えました。

準備に少し手間取り、カメラを向けた頃には、かなり欠け始めていました。

金環日食欠け始め

周囲は少し暗くなり、心なしか少し気温も下がったような気がします。

7時28分金環日食になりました。

金環日食完成

薄い雲の間から、くっきりとリングが見えます。

金環日食

金環状態は3分間ほど。

7時31分には、月は太陽の左下に抜けていきます。

金環日食満ちはじめ

近くの小学校でも、子どもや先生が、日食グラスを手に、歓声を上げていました。

近畿地方で、次に金環日食が見られるのは、300年後とか・・・。
 
【2012.05.21 Monday 21:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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「高津子山を桜の山に」5月の作業
和歌祭も無事に終了して、和歌浦地区も一休みでしょうか?

次の日曜、5月20日は、当会の「高津子山を桜の山に」の5月の作業日です。

ツツジも終わり、草木の勢いもドンドン強くなってきます。

整備をしないと、瞬く間に、道も草で覆われてしまいます。

たくさんの方に、里山として、散策やちょっとしたハイキングにもきていただけるように整備します。

ちょっと時間ができた時、フラッと来たりしています。

高津子山よりの夕陽

高津子山より見た、紀淡海峡に沈む夕陽です。

高津子山よりマリーナシティの花火

ここからは、マリーナシティの花火も、静かに見えます。

高津子山より、名草山より昇る月

名草山より昇る月も、見ることができます。

「高津子山を桜の山に」チラシ

午前9時30分、和歌の浦 元ロープウェイ発着場集合。

参加者募集中です。

簡単な軽食も用意しています。

鎌、ノコギリ、剪定はさみ、軍手等、お持ちの方はご持参ください。



 
【2012.05.18 Friday 00:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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2012年 和歌祭
和歌祭は、紀州東照宮の例大祭の渡御の呼称です。

始まりは、江戸時代の元和8年(1622)ですので、390年の歴史があります。

かつては、陸上では、紀州の武勇を示すものや紀州人の心意気を表現した行列が、神輿に従い、海上では御関船(おせきふね)を浮かべて、陸海挙げてのお祭りでした。

現在は、御関船がなくなり、陸上での渡御だけになっています。

東照宮の108段の石段を下るところから、祭りは始まります。

御榊    山を下りる奉行たち

まず、御榊と神官が石段を下ります。

石段を下る神輿

重厚な神輿が、石段を下る様は、圧巻です。

この様子を撮影するため、多くの人が石段の下で待ち受けています。

東照宮を出たあと、渡御になり、まず片男波の御旅所を目指します。

今年は、その途中の和歌浦漁港で見物することにします。

奉行や神官に続き、摺鉦や太鼓に導かれて、神輿が練り歩きます。

渡御中の神輿

子どもたちも、頑張っています。

子ども連尺  小学生の演技

子ども連尺。 小学生の演技です。踊りながら進行します。

餅搗踊(もちつきおどり)や雑賀踊(さいかおどり)の連が続々と通過します。

武者行列のあと、最も難しい種目の一つ、薙刀振が続きます。

薙刀振の妙技

四十八技の奥伝があるそうですが、ここでもその妙技を披露してくれます。

雌雄2体の獅子舞が行列を引き連れて進みます。

獅子舞

次は、当会が、「めざめる百面」事業で、制作、修理した百面を使った「面被」です。

面被(百面)

小さい子が、この面に泣かされると健康に育つと言われています。

この面の多くは、県指定文化財です。

当会には、地元の人が多く、何人もの人が、この渡御に参加しています。

百面行列

東照宮を出たのが、正午頃。

5か所で演舞を見せて、東照宮に戻るのが、4時過ぎになるでしょうか?

多くの観客が詰めかけていて、一日を楽しんでいました。

 
【2012.05.13 Sunday 22:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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和歌祭 前夜祭
紀州東照宮の例大祭「和歌祭」は、今年390周年を迎えます。

その前夜祭が、私たちが、毎秋薪能を開催する、片男波公園野外ステージで行われました。

そこで、そこをホームグラウンドとしている当会もお手伝いをすることになりました。

陽が傾いてきた片男波

片男波海岸に陽が傾く頃、前夜祭が始まりました。

ようすい太鼓

最初は、ようすい保育園の卒園児で結成している「ようすい太鼓・夢鼓隊」です。

和太鼓を元気いっぱい演奏します。

関口新心流 居合術

次は、関口新心流道場、新心館です。

柔術を根幹とし、居合術と剣術を有する総合武術の一流儀です。

太陽が沈んだばかりの片男波

そのころ、高津子山の向こうに、陽が完全に沈みます。

和歌山雅楽会

篝火に火をつけ、その篝火をバックに「和歌山雅楽会」の演奏が響きます。

そのあとは、いよいよ、私たちの「能ワークショップ」でずっと練習を続けている子どもたちの登場です。

仕舞

仕舞

観世流能楽師の小林慶三師の謡のもと、仕舞を優雅に舞いました。

最後に、明日の和歌祭から、「和歌祭唐舩御船歌連中」の出演です。

和歌祭唐舩御船歌連中

開催決定から、日が少なかったせいか、観衆が少なかったのが残念でしたが、

参加した皆さんは、それぞれ優れた演技を見せてくれました。

明日は、和歌祭の本番です。

見に行くつもりです。 皆さんもどうぞ!


 
【2012.05.13 Sunday 00:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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