能・狂言、セミナーやワークショップなどのブログです。
環境省表彰報告
1月22日(日)は、今年最初の「高津子山を桜の山に」の作業日でした。

さっそく環境省の表彰状を囲んで、みんなで記念撮影。

まず、最初に、この方々に報告です。
 
高津子山のみんなと

天気が良すぎて、反射で賞状があまり見えませんね。

1月25日(水)は、県庁で、仁坂知事に報告です。

県知事への報告

代表他、6名が県庁知事室を訪れ、賞状を見せ、報告をしました。

和やかに会談し、県の協力へのお礼と「聖武天皇が愛でた和歌の浦の景色を、紀の国わかやま国体の時に、天皇陛下にも楽しんでいただけたら…」と話してきました。
【2012.01.31 Tuesday 00:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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平成23年度 環境保全功労者等環境大臣表彰式
1月18日環境省の表彰式に、会を代表して会長と理事の二人が行ってくれました。

前泊したので、17日は、和歌浦にも所縁の深い、「六義園」を訪れたようです。


NHKの大河ドラマ「元禄太平記」の主人公、柳沢吉保が「和歌」を基調として造った大名庭園です。
 
長井英太郎さんという、和歌山にも講演に来られたこともあるという六義園の研究者の方に、案内してもらったようです。

六義園マップ

 和歌山に関連する地名が見受けられます。

1月18日 会場です。

グランドアーク半蔵門4F富士の間 

グランドアーク半蔵門、4階富士の間


正式な名称は、「平成23年度 環境保全功労者等環境大臣表彰式」となります。

「環境保全功労者表彰」 5件(4名、1団体)

「地域環境保全功労者表彰」 43件(18名、25団体)

「地域環境美化功績者表彰」 54件(15名、39団体)
私たちはここになります。

「環境対策に係る模範的取組表彰」 4件(2名、2団体) となっています。


大臣政務官の挨拶のあと、表彰状の授与です。

各表彰の代表の方が、受け取ります。

12時過ぎに終わり。


当会の理事のお嬢さんで、東京で歌手として活躍している佐野あかりさんが、お祝いを持って駆け付けてくれました。

佐野あかりちゃんと

浅草まで、一緒に行って、水上バスの切符も前もって買ってくれていました。


浅草を出ると、隅田川の向こうに、東京スカイツリーが見えています。

東京スカイツリー


水上バスから見た、レインボーブリッジです。

レインボーブリッジです

少し東京に触れた気分で、帰途についたようです。

「高津子山を桜の山に」の今年の作業も、昨日から始まっています。

皆さんのご協力をお願いします。






【2012.01.23 Monday 00:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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環境省の表彰
 昨年末、このブログでも報告したように、NPO法人「和歌の浦万葉薪能の会」が、平成23年度地域環境美化功績者(団体)として、環境省から表彰されることになりました。

環境省が表彰する地域環境美化功績者(団体)とは、『地域環境の美化に関し、著しい功績があった者(団体)に対し、その功績を讃えるもので、団体にあっては7年以上の活動期間が必要』となっています。

景観保全の一環として「高津子山を桜の山に」を合言葉に、月一回、清掃、整備活動を行っていることが評価されたようです。

高津子山で活動を開始して11年になります。

担当の会員だけでなく多くのボランティアの方々に支えられて、ここまで続けています。

昼食時

 昼食時、仲良く車座になって。

最初は、どこから手を付ければいいかわからないくらいの荒れようでしたが、樹木医の方や、木に詳しい方々の指導で、次第に整備されていきました。

木の伐採 

大きな木を切るときは、環境省の許可が必要です。


今回は、全国で15の個人と39の団体が表彰されます。

和歌山県では、当会だけとなっています。

18日10時30分から、東京の「グランドアーク半蔵門」での表彰式です。

なお、次の「高津子山を桜の山に」は、1月22日(日)です。

夕景の高津子山


【2012.01.17 Tuesday 00:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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第8回クリーンアップ和歌の浦
今年最初の『クリーンアップ和歌の浦』は、第8回になります。

1月15日(日)9:30〜11:30

集合場所  玉津島神社

清掃場所  奠供山(てんぐやま) 

チラシ

 
玉津島神社

玉津島神社は、和歌の神として知られる衣通姫尊(そとおりひめのみこと)がご神体であることから、和歌三神の一つとされています。

奠供山登り口

背後の奠供山への登り口は見逃しそうなほどひっそりと…

石段を登っていくとすぐに頂上に。

ここからは、高津子山や片男波の砂洲も一望できます。

奠供山より高津子山 

「高津子山を桜の山に」事業のホームグラウンドの高津子山


片男波の砂洲 

秋の薪能の舞台片男波公園


ここにはかつて、屋外としては日本最初のエレベーターが設置されていました。
明治44年に、夏目漱石が和歌山に来た時、このエレベーターにも乗っています。
あまり良い印象ではなかったようですが…

エレベーター

「行人」の中でも、和歌浦に旅行し、和歌山市内での嵐の一夜が描かれています。

参加者募集しています。

わずかな時間の参加でも大歓迎です。
【2012.01.13 Friday 00:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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和歌の浦万葉薪能の会ー沿革(1)
お正月気分がまだ抜けきらないですね。

この時期は、総会が2月末に開かれますので、その準備は行いますが、行事としてはあまりありませんので、当会の沿革などを、何回かに分けて紹介したいと思いますので、お付き合いください。

私たちが、和歌の浦の片男波公園の野外ステージに能舞台を組んで薪能を始めてから、今年で14年になります。

片男波公園、能舞台と篝火 
組みあがった能舞台と篝火の籠です。

薪能は、平安時代に大和国興福寺の修二会の前行事として薪の神事を行い、四民安穏・厄払いをしていて、この行事が芸能化したものと言われています。

昭和34年(1959)1月、能シテ方喜多流宗家・喜多実が、山部赤人の万葉和歌『和歌の浦に潮満ち来れば、潟を無み、芦辺を指して田鶴鳴きわたる』を基に創作した能『鶴』を初演しました。

和歌の浦を訪ねた都の者が、古歌を口ずさむと一人の女性が現れて昔を語り、潮が満ちてくると、女は鶴となって大空に飛んでいくという筋書きです。

その『鶴』をご当地である和歌の浦で上演したいという有志が集まり「万葉薪能実行委員会」を立ち上げました。

公園内の鶴のモニュメント 
 片男波公園にある鶴のモニュメントです。

第1回は、平成11年10月10日、英語能を上演する『シアター能楽』のリック・エマート氏の『能へのいざない』という講演のあと、和歌浦天満宮宮司による火入れ式を行い、樹木希林さんの妹で、薩摩琵琶奏者の荒井紫水(あらいしすい)さんの『夕波』の演奏。

薩摩琵琶

そして、和歌山市在住の喜多流シテ方松井彬師による『鶴』の上演。

『鶴』松井彬

この上演は好評のうちに終了し、そのことに感動した実行委員たちの中から、来年も上演したいという意見が出され、そのための準備会を設けて、新たに上演することを決定しました。


【2012.01.08 Sunday 00:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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