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観世流能「紅葉狩」

2部 「和歌の浦万葉薪能の会」の20周年記念として、片山家能楽・京舞保存財団に選んでいただいた「紅葉狩」。

 

特に今回は、鬼揃という小書が付いた特別な演出、見応えがあり、素晴らしかったですね。

 

第20回万葉薪能

 

見所の皆さんの声からも、それは窺えました。

 

第20回万葉薪能

 

客席の後ろから見ていると、皆さんが思わず声が出たり、息をのんで見入ったり。

 

第20回万葉薪能

 

役目柄じっくり見ているわけにもいかないのですが、何回もじっと見入っていました。

 

第20回万葉薪能

 

物語が進むにつれて、状況が明らかになっていきます。

 

第20回万葉薪能

 

登場人物の問答や、アイの説明によって、次第に状況が分かってくる段取りです。

 

第20回万葉薪能

 

前場で、上臈や侍女たちの華やかで妖艶な姿を描き、後場では維茂と鬼神の壮絶な戦いを現して、異なる世界に転回して観客をぐいぐいと引き込んでいく展開が、この作品の魅力でしょうか。

 

第20回万葉薪能

 

ちょうどその頃、夕闇が辺りを包み、薪の炎が映えてきます。

 

第20回万葉薪能

 

観世流では、本来は男の鬼で「顰(しかみ)」を使用しますが、「鬼揃(おにぞろい)」の小書では、「般若(はんにゃ)」を使用するので女鬼になります。

 

第20回万葉薪能

 

第20回万葉薪能

 

第20回万葉薪能

 

それが一段と華やかですね。

【2018.10.15 Monday 00:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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