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第21回和歌の浦万葉薪能 その3

狂言「鎌腹」

 

シテ 亭主 茂山千五郎 アド 女房 茂山茂  小アド 仲裁人 網谷正美

 

茂山千五郎家当主の千五郎師がシテを演じます。

 

第21回万葉薪能

 

家の仕事をまったくせず、外泊ばかり繰り返す亭主に、腹を立て、鎌を振り上げる女房。

 

第21回万葉薪能

 

鎌で腹を切ることができず、「はしり腹のめくら腹」など、いろいろと試すが、どうしても死ねない亭主。

 

第21回万葉薪能

 

第21回万葉薪能

 

ダメな亭主に、わわしい奥さん、心当たりのある方もいるでしょうか?

 

第21回万葉薪能

 

狂言は、内容はよくわからなくても、言葉の響きや動作で面白さが伝わるようで、小さい子どもたちも笑っています。

 

長田驍師の本日の能「鵺(ぬえ)」についての見どころの解説のあと、いよいよ本日の能です。

 

第21回万葉薪能

 

喜多流能「鵺(ぬえ)

 

シテ 松井彬  ワキ 廣谷和夫  間 茂山逸平

 

狂言とは違って、ある程度予習をしていくと、その面白さはともかく、内容はわかります。

 

第21回万葉薪能

 

第21回万葉薪能

 

能にはよくあることのようですが、この「鵺」も間狂言の茂山逸平師(つい逸平ちゃんと言ってしまいますが)の説明を聞いて、初めてその内容がわかるようになっています。

 

第21回万葉薪能

 

そして大抵の能では、退治された化け物も供養されて終わるのですが、この「鵺」だけは、もがり舟に載せられて、回向を願いながら、ただ流されていきます。

 

第21回万葉薪能

 

「暗きより暗き道にぞ入りにける 遥かに照らせ山端の月」という古歌が謡われ、海に消える月影とともに沈む鵺の魂。

 

第21回万葉薪能

 

そのため、見るものに浮かぶ最後のイメージも、何となく心を残してゆくような、物悲しい終わり方になっています。

 

第21回万葉薪能

 

【2019.10.17 Thursday 23:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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第21回和歌の浦万葉薪能 その2「能楽ワークショップ」

12年目になる「能ワークショップ」は、今年は34名の申し込みがありました。


本番に出演してくれたのは、29名。

 

今まで長く参加してくれていた子どもたちの多くが、進学やクラブ活動等のため参加できなくなっていますが、小さな子どもたちが、新たにたくさん参加してくれました。

 

裾野が広がっているのが、実感できるようでありがたいのですが、今までのようにはいきません。

 

小林先生のかなり苦労されていましたが、昨日のリハーサル、今日のこの舞台での稽古を通して、皆それなりにピリッとした様子になります。

 

最初は、大人の方の連吟

 

第21回和歌の浦万葉薪能

 

続いて子どもたちの仕舞です。

 

第21回和歌の浦万葉薪能
 

第21回和歌の浦万葉薪能

 

第21回和歌の浦万葉薪能

 

第21回和歌の浦万葉薪能

 

第21回和歌の浦万葉薪能

 

第21回万葉薪能

 

第21回和歌の浦万葉薪能

 

第21回和歌の浦万葉薪能

 

次第に大きい子になっていくので、上手になっていくのがわかると思います。

 

第21回和歌の浦万葉薪能

 

第21回和歌の浦万葉薪能

 

 

第21回和歌の浦万葉薪能

 

第21回和歌の浦万葉薪能

 

5年目になる「太鼓のワークショップ」は、今年は3名。

 

経験者2人と初心者1人の組み合わせ。

 

初めての子も、家できっちり練習してきてくれています。

 

第21回和歌の浦万葉薪能

 

よく揃った音を響かせてくれました。

 

最後に和歌山大学教育学部の学生と先生の独調です。

 

第21回和歌の浦万葉薪能

【2019.10.16 Wednesday 22:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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