能・狂言、セミナーやワークショップなどのブログです。
茂山千作師がお亡くなりになりました。

大蔵流狂言師の五世茂山千作師がお亡くなりになりました。

 

膵臓がんだそうです。まだ74才です。

 

悲しいです。そして、残念です。

 

万葉薪能でも、たいへんお世話になりました。

 

最初の頃は、十三世茂山千五郎師。第18回から五世茂山千作師として。

 

おおらかな人柄で、楽屋でも楽しいお話を聞かせていただきました。

 

15回では、「二人袴」での滑稽な父親役

 

茂山千五郎

 

18回では、「萩大名」の風流のわからぬ大名役。

 

茂山千作

 

その舞台姿が目に浮かびます。

 

ご冥福をお祈りします。

 

今年の薪能では、ご長男の十四世茂山千五郎師が出演されます。

【2019.09.22 Sunday 21:45】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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小林観諷会、100年続いています。

いつも当会の「能ワークショップ」でお世話になっている、小林慶三師の主宰する観諷会が、100年を迎えました。

 

観諷会100周年

 

お父様の代から、和歌山の能文化を支えてくださっています。

 

いつも4月に発表会をされていますが、今年は、10世片山九郎右衛門氏をはじめ観世流の方々がお手伝いに来て豪華な顔ぶれです。

 

観諷会100周年

 

太鼓のワークショップの指導をお願いしている前川光範師も茂山逸平ちゃんもいます。

 

観諷会100周年

 

観諷会100周年

 

当会からも、お花をお送りしました。

 

観諷会100周年

 

いままでの公演記録を屏風にしたものも展示してありました。

 

観諷会100周年

 

9時過ぎから、夕方4時半頃まで続きますので、こちらも休憩を挟んで(笑)

 

主に「能ワークショップ」を切っ掛けに、小林先生の門下生になった方の舞台を見学します。

 

船弁慶のシテを務めた方は、能ワークショップに来てから6年目の大役です。

 

観諷会100周年

 

前シテの静御前の綺麗な舞、後シテの知盛の亡霊の激しい薙刀捌きなど。

 

観諷会100周年

 

静と動を見事に演じていました。

 

「能ワークショップ」の手伝いもしてくれている方の舞囃子「邯鄲(かんたん)」は、難しそうでした。

 

観諷会100周年

 

小林先生は、今年87才とは思えないほど精力的です。

 

まだまだ和歌山の能文化のために頑張っていただかないといけません。

【2019.04.09 Tuesday 22:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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日前宮薪能

今日は、日前宮薪能の日でした。

 

43回目。6時半開始ですが、まだまだ暑いですね。

 

次第に暗くなり、開始を待っています。

 

日前宮薪能

 

当会のホープ、宮楠君は、舞囃子「船弁慶」を。

 

日前宮薪能

 

長刀を手に、颯爽と若武者平知盛の亡霊を演じます。

 

日前宮薪能

 

華やかな、若々しい知盛です。

 

日前宮薪能

 

初めて会った、小学校1年生のやんちゃで、言うことを効かなかった、あの宮楠君が、立派に舞っています。

 

狂言は、大蔵流の茂山茂師と鈴木実氏の「柑子(こうじ)」。

 

日前宮薪能

 

初めて見ましたが、預かった三成(枝に実が三つなった)の柑子(こうじみかん)を食べてしまった太郎冠者の言い訳のお話。

 

大体、このような狂言では、問題を起こしそうな太郎冠者に物を預けることが間違いでしょうね。

 

それとも、何かが起こるのを見越してしているのかもとも思ってしまいます。

 

そして能は「自然居士(じねんこじ)」

 

狂言口開けで、逸平ちゃんがアイとして最初に登場します。

 

日前宮薪能

 

自然居士(仏教の説教者)が、芸尽くしによって、少女を人買いから救う、見ようによっては、アクション劇です。

 

日前宮薪能

 

日前宮薪能

 

衣装の付け替えには、後見の人が活躍します。

 

日前宮薪能

 

分林道治師が華麗に中の舞や鞨鼓の舞を見せてくれます。

 

日前宮薪能

 

日前宮薪能

 

日前宮薪能

 

今回の日前宮薪能に出演の皆さんの多くは、私たちの「万葉薪能」にも出演していただくので、終演後に挨拶させていただきました

【2018.07.27 Friday 01:52】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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第43回日前宮薪能

和歌山市で開催している薪能は、私たちの「和歌の浦万葉薪能」と「日前宮薪能」です。

 

726日(木)その「日前宮薪能」が開催されます。

 

43回目になります。

 

日前宮薪能

 

私たちは、今年20回目、頑張らないと()

 

そこに、プロの能役者に交じって、当会が、毎年行っている「能ワークショップ」に小学校1年生から参加している、現在高校3年生の宮楠昂之君が出演します。

 

「日前宮薪能」に参加することになって、5年目になります。

 

当日は、宮楠君が舞囃子「船弁慶」を。

 

日前宮薪能

 

茂山家より茂師と鈴木実師が狂言「柑子」そして分林道治師が能「自然居士」を披露します。

 

皆さん、いつも薪能に出演していただいている方々ばかりです。

 

「舞囃子」と「仕舞」は、面と装束を付けずに舞うのは同じですが、「仕舞」は地謡が付き、「舞囃子」は地謡と囃子方が付きます。

 

「装束を付けていない分、身体の動きがよくわかるから好きだ」という人もいます。

【2018.07.16 Monday 22:48】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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第42回日前宮薪能

726日は、42回目の日前宮薪能です。

 

日前宮薪能

 

今年も、いつもお世話になっている、小林慶三師や分林道治師、茂山狂言会の皆さん、そして宮楠昂之君が出演します。

 

日中の暑さに反し、少し風も出てきて、過ごしやすい夕べです。

 

日前宮薪能

 

まず、火入れ式や挨拶のあと、仕舞「経正」を分林道隆君、仕舞「山姥」を小林先生が舞います。

 

日前宮薪能

 

続いて狂言は、「口真似」です。薪能では5年前に演じていただきました。

 

日前宮薪能

 

客席から、笑いが巻き起こります。

 

日前宮薪能

 

そして、能は観世流「巻絹」。これも薪能では、2年前喜多流でお贈りしました。

 

熊野本宮大社が舞台の能。清々しい自然に囲まれた聖域で演じられる神秘的な物語です。

 

今回は、私たちの「能ワークショップ」出身の高校2年生宮楠昂之君が、昨年の「鶴亀」に続いて、大事な「都ノ男」を演じます。

 

日前宮薪能        日前宮薪能

 

小学校2年生の時から見ている、あのやんちゃで落ち着きのなかった宮楠君が、立派に謡い、舞う姿を見ていると、能ワークショップを続けてきてよかったなぁと感慨深いものがあります。

 

日前宮薪能        日前宮薪能

【2017.07.27 Thursday 01:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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