新作能 媽祖 初演 |
4月2日、京都観世会館で、片山九郎右衛門師の新作能「媽祖(まそ)」の公演がありました。
宝生欣也さんや、萬斎さん、逸平ちゃんなど馴染みの方も出演するので、少し高いチケットを購入して出かけます。
その前の観世会館も、満員です。
でも思ったより着物の人が少なかったですね。
まず、九郎右衛門さんのクラウドファンディングのお礼と挨拶。
次に原作の玉岡かおるさんの案内で、改めて、世界初演だいうことを確認。
この能が広がれば、歴史の証人になれるのでしょうか?
台詞と動きの多い能でした。
3月3日に和歌山に来てくれた時に、京都でのこの「媽祖」の稽古終わりだった萬斎さんに「今はいろんなアイデアが皆から出て、膨れ上がってる状態。これをどう収斂していくかでしょうね」と伺いましたが、収斂しきれていないような印象もありました。
間狂言の逸平ちゃんが多くの台詞をこなし、最後の住吉明神と媽祖の舞も見応えがありました。
綺麗な衣装もたくさん拝見できました。
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【2022.04.03 Sunday 23:00】 author : 和歌の浦万葉薪能の会
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